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保険について

【悲報】入ってはいけない保険?!

しめだです、

今回はお金にシビアな人なら入ってはいけない

保険というものをご案内いたします。

決して保険会社や商品を批判する目的ではなく

商品の特徴を説明したものになりますので

その方の状況によっては活用できるものにも

なりますのでそれをご理解した上でお読みください。

目次

医療保険に加入してない?

これまで入院したことがないと

「どれほどお金がかかるのか?」
(支出や貯金は大丈夫か?)

「どのくらいの期間かかるのか?」
(仕事ができなくなると収入面は大丈夫か?)

何かと不安ですよね?

その不安にあおられて加入することを
決めてしまってませんか?

テレビではたくさんの保険会社が
医療保険のCMを流しています。
「○○歳でも入れます。」
「○○歳なら掛け金は○○○○円です。」
誰しも耳にされたことはあると思います。

ではその広告費は誰がだしているのでしょうか?
出演しているタレントさんのギャラはいくらくらいでしょう?

ずーっと長い期間CMが流れているということは
そのCMを見た人がたくさん加入するということで
保険会社はCMの費用よりも加入する人からの売上が
上がっているということになります。

では
あなたは加入する前にいくらの掛け金を払うのか
計算されましたでしょうか?

毎月じゃないですよ!
一生分です。

まず
医療保険は
どんな時にいくらのお金がもらえますか?

・入院した時?
・手術した時?
・通院した時?



例えば
30歳の方の掛け金が毎月3000円
入院したら1日5000円で1回の上限は60日型
のプランだっとします。

一生分の掛け金は
90歳まで支払ったとして
90歳-30歳=60年間

3000円×12ヶ月×60年=216万円

90歳までに216万円支払うことになるのです。

では何日入院すれば元が取れるのでしょうか?
1日入院して5000円ですから

216万÷5000円=432日

432日入院してやっとトントンです。
しかし、さらにハードルがあり
1回の上限は連続60日と制限されています。
(180日あけるとリセットされます。)

60日×5000円=30万円

1回の入院で取り戻せる上限は30万円
そこに対して216万支払っていくことに、、、

7回以上連続60日の入院することになれば
支払ったものより多くお金が返ってくるという
計算になります。


投資としてとらえるとなかなか
ハードルの高いものにならないでしょうか?

プラスとなるように運用しようとすると
たくさん入院しないと・・・
というおかしな努力になってしまいそうです。

「えーそれでも入院したら
何かとお金かかるだろうし、
いくらかかるかわからないし・・・」

そんな心配をされるお気持ちはわかりますが
あなたにも日本では健康保険の制度があります。

一般的には3割負担ですし
治療費が高額になるとストッパーとなる
高額療養費制度がありますので
一般的な収入のかたで約9万ほどの支払いです。

多くの方はここまでお伝えすると
自分自身が信じていた
・入院したらお金がかかる
・医療保険に加入しておかないといけない
というこれまでの考え方が破綻するので

「保険はお守りだから損しても仕方ない」

ということを言い出します。

ですが保険はお守りではなく金融商品です。

保険に加入しても入院しなくなるわけでは
ありませんのであなたを守ってくれません。

それであれば加入する掛け金を
健康を維持するために
使った方が入院の確率が下がります。

その事実を認識することからはじめてください。

大阪の人は何かを購入する時に値切るのが
当たり前じゃないですか?!

保険は残念ながら値引きできないようになっているので
必ず必要性を計算をしてみてください。

ちなみに健康保険がつかえないところに
保険をかけるのは有効だと考えられます。

”先進医療”や”自由診療”に関しては
健康保険が使えませんので
医療保険に加入して支払いに備えるか
貯金を準備していくかという
選択になります。

医療保険で準備しておいた方がいい部分
貯金で準備しておいた方がいい部分を
考えて加入したものになっているでしょうか?

あなたのがん保険は最新のがん治療に対応している??

「がん保険も同じ医療の保険ということに
なるので加入しない方がよいの?」

という疑問が最初に思い浮かびそうですが

回答としては
”がん保険には加入しておいてください”
ということになります。
ただし、条件付きで、、、。

なぜがん保険には加入しておかないと
いけないのか?

がん治療も健康保険の治療を
行うのであれば上記に説明の通り
健康保険制度により
3割の負担と高額療養費制度により
ひと月の上限が決まっていたりと
経済的な負担は少なくて済みます。

健康保険におけるがん治療で
標準治療とは
・手術
・抗がん剤
・放射線治療
この治療法を行っていくことになります。

標準治療とは一定の効果が
見込まれているということで
健康保険を使って治療を受けることが
できるものですが
治療による体への負担が大きいという事実もあります。

そこで体への負担が少なく、がん細胞だけを
取り除く方法が日々研究されています。

ただそれらの最新の治療に関しては
最新の設備が必要だったり
最新の薬だったりということで
日本全体で治療できるわけではないのと
治療実績がまだ多くないなど様々な理由により
健康保険適用にまでならない治療も登場してきております。

そういった治療法は厚生労働省が
病院と治療法を決定した先進医療と認定したり
病院が独自に自由診療として行っています。

健康保険が使えない治療法になるので
当然お金が必要になってくるのですが、
がん保険に加入しておくことで
がんと診断されたら○○万円というお金を
受取ることができ
最新の治療も含め、ご自身にあった治療法を
選択できるということになるのです。

そのようなことからがん保険には
加入しておいた方がご自身の治療法に
選択肢を持つことができます。


ではどの会社のがん保険でもよいか
というとそのようなことはありません。

がん治療も日々進化しているように
がん保険も昔の商品のままですと
治療事情に対応していないのではないか
と考えられます。

以前はがん治療も長期間入院して
治療してということが
多かったと思いますが
最近は通院での治療が増えている傾向に
あると思います。
そうなると
「がんで入院したら○○円」
となっている保険があまり役にたたないという
ことになります。

他にも
「○○治療をしたら○○円」
その治療選択するかどうかは
わからないですよね?

診断された時にもらえるお金が
何度も受け取れる商品もあれば

1回のみの商品もあります。

2回目以降の受け取りでは条件が付いている
という商品もあります。

そのような条件がついていたり1回のみ
の商品が条件なし、何度も受け取れる商品と
比較して掛け金が特別安いなら納得ですが
極端に安いこともなく同等の値段となっている
ので内容をじっくりと検討した方がよいということ
になります。

がんになってしまった時に
治療法の選択肢を広げるために
加入するのであれば、
給付の条件を見極めて加入する必要がある
ということになります。

けっして「掛け金が安いから。」という
理由で選択してはいけない商品ではないでしょうか?

ご自身の加入されている保険内容
この機会に確認してみてください。

外貨建終身保険は2種類の利益を取れる?

続いて外貨建て保険です。

外貨で、掛け金を支払い
外貨でお金を受け取るというものです。

毎月の支払いが外貨のレートによって
決まりますので日本円では毎月掛け金が
変動することになります。

ではなぜこのような外貨建て保険が登場してきたのか?

そもそも保険会社の収益は大きく分けて3つあります。
死差益(予定していた死亡数より少なかった場合の利益)
費差益(会社の事業費が予定より低く抑えれた場合の利益)
利差益(予定していた運用がうまくいった場合の利益)
この3つから保険会社は成り立っています。

日本円の商品ですと
日本の国債を購入することによって運用されていますので
長期国債の金利から商品が出来上がっており
ご存知の通り現在低金利の国債運用では
円建て商品を販売しても死差益しか取ることができないのです。

それに対して
米ドル建て豪ドル建てユーロ建てなどの
外貨建て商品は
それぞれの通貨の国債運用となりますで
死差益と国債の金利差から利差益が取れるように設計されている
ということになります。

そのような背景から各社は外貨建て保険を
発売するようになってきました。

外貨建て保険を販売する側の保険会社には
死亡時や解約時はその時の外貨のレートで
お金を返すことになるのでリスクはありません。

クライアントは毎月の掛け金も外貨レートにより
変動していきますし
受取時も外貨のレートに左右されるという
リスクを全てかぶっております。
そもそも保険として死亡時に○○万円の
お金が必要だと計算して加入する選択を
しているのに常に不安定な金額になっている
ということです。

30年続けると円建ての商品よりも
返ってくるお金の返礼率が高いように
説明をされますが、総額でいくら支払っていくが
不明確な上、解約時や死亡時の外貨レートで
増えた分のお金は吹き飛ぶ可能性も含んでいます。

「円高なら外貨で受取ればいいじゃないですか!」
「海外旅行へ行くときに使えばいいじゃないですか!」
という話も聞きますがそれは話の論点がズレてます。

本来の目的を見失わないように。

低解約返戻金型終身保険はあなたの解約を狙われている?

”ていかいやくへんれいきんがたしゅうしんほけん”

これはどのようなものかというと

例えば
30歳の人が60歳まで払込みする商品の場合
払込が終了するまで解約金は
本来お返しするはずのお金を約70%になっており
払込が終わると100%以上になります
メリットとしては掛け金が安くなっている。

という商品です。

30歳の方が加入して60歳になってやっと100%
30年もかけているのに運用ゼロですし
途中で辞めても本来の70%しか返ってこない
物価は上昇し続けるのでお金の価値は
下がり続けます。

保険会社には解約率というのが
把握されているので〇%の人は途中解約する
というデータを必ず持っているはずです。
そこから算出されたデータをもとに
この保険を組み立てると
クライアントにとっては
途中で辞めても損
払込終了まで続けても損
ということになります。

こちらの商品も出番は少ないように感じます。

まとめ

各保険会社が競争して他社よりも
優位性のある商品を開発して登場させて
きます。

その商品があなたにフィットかどうか
はあなたの状況によりますので
状況をしっかりと確認してもらった
上で商品を組み立ててもらうことをおススメ致します。

売り手と買い手の
情報の差が大きく
売り手側の人の印象で
「この人がすすめるから大丈夫だ。」
というもので決めてしまわないように
賢く選択できるヒントになれば幸いです。

年齢や条件によっては当てはまる商品が
異なってきます。
また、状況が変わった場合に見直しができるよう
シンプルな商品で組み立てることも大切です。

じゃあ保険なんていらないじゃん!
という結論もひとつの回答だと思います。

弊社のクライアントも
保険は必要なしという方も
いらっしゃいます。

ご自身の状況を考えて
大阪の人ならではの
賢い買い物をしていってもらえたらと
思います。

今回は以上になります。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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