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保険について

保険料免除特約必要?必要ならバランス崩れてる

大阪府豊中市のファイナンシャルプランナー
しめだです

今回は保険料払込免除特約(保険料払込免除特則)
いわゆる【P免】というものに関して
解説していきたいと思います。

目次

なぜ保険料免除特約が必要?

毎月、毎年支払っている保険料が
保険会社の指定する病気に罹患した場合
支払っている保険料が免除されるわけですが、

・保険料が免除されないと困るような金額なのでしょうか?
・免除されるオプションをつけるにもお金はかかっています
・なぜ必要なのかを検討したうえでつけられましたでしょうか?

保険担当者がこのくらいの掛け金のアップだから
つけておきましょうという説明で安易につけていませんか?

単に保険料の単価アップのためのオプションかも?

保険会社の指定する病気になった場合に
保険料が免除されないといけないとしたら
家計の収支バランスが悪すぎませんか?

病気になったとしても支払っていけるくらいの
保険料ではないでしょうか?

保険料払込免除特約【P免】って何?

「P免もつけときましょうか?!」

正確には
【保険料払込免除特約】
といわれるもので保険会社の指定する病気の状態になれば
以降の保険料の支払いが免除されます。

やった毎月の掛け金が必要なくなるんだ!!

でも無料ではありません。
そのオプションをつけるのに高い保険料を上乗せしないといけないのです。

保険料が毎月10万や20万や支払っていて
それが免除されるということであれば検討の余地があるのかなぁと
思います。

しかし掛け金いくらのものですか?
医療保険とかですと
そもそも、もったいない保険なので
先進医療だけにして加入すると
毎月1500円程度です。

病気になって1500円免除されたところで・・・
ですよね

じゃあ2万円ならうれしいのか?
それ医療保険の掛け金としては高すぎませんか?

商品単体での高い安いももちろんありますが
家計のお金は全体の収入と支出のバランスですし
社会保障や会社の福利厚生なども
検討したうえでの保険プランの組み立てが必要では
ないでしょうか?

そうなってくると病気になって1500円が払えない
っておかしい!

保険会社の単価アップオプションにしか思えないのは
私だけでしょうか?

私はオプションつけません。

プロとしてはバランスのよい家計を目指すことを
アドバイス致しますし
そのオプションにお金払うくらいならもっと優先してやることあるだろって
思います。

どうやってプラン変更したらよいのか?

保険商品には

特約と
特則
というものが存在します。

特約というのは途中で外したりつけたりできるものです

特則というのは途中で変更ができないものです

自動車で例えると
特約はディーラーオプションになります。
サンバイザーとか
窓ガラスのフィルムとかですね
ディーラーで取り付けができるので
あとで追加取り付けしたり外したりできるというわけです。

特則はメーカーオプションになります。
サンルーフとか
シートを革張りにするとか
です。

メーカーの工場で作成段階に取り付けないといけないような
オプションです。

サンルーフは天井に穴をあけるので
メーカーでの製造段階でしか取り付けできません。
シートの革張りも
シートそのものの素材なので
製造段階でしか取り付けができないです。

保険料払込免除特約/特則【P免】も
保険会社、商品によって異なっているので
一度ご確認ください。

特約であれば外すだけです。

特則であれば
解約して
新規で加入しなおす必要があります。

今すぐ行動したい方へ

賢いあなたは今すぐ行動しましょう!

すぐに解約!

ではなくて

まずは新しく加入する保険に申込をして
成立してから現在の保険を解約
という流れにしましょう。

それをすることで保険期間に空白の期間ができないですし
もし、万が一告知事項で保険会社から引き受けを断られても
今までの保険がそのまま継続できるという
それこそ保険を掛けた状態で
移行するようにしましょう。



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