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保険について

70代は保険の更新ではなく解約せよ?!

ファイナンシャルプランナーの

しめだです

今回のテーマは70代のあなたに向けて保険の見直しについて

お伝えしていきたいと思います。

目次

70歳以降は保険をなぜ解約しないといけないのか?

これまで更新手続きをして保険を継続されてきたあなたは
70歳以降になるとかなりの掛け金のアップになっていると思います。

保険会社の考えるリスクとしては病気やケガによるリスクが年齢とともに増えるから
掛け金も上がっていくというわけです。

一方で公的医療制度は全くの逆で
69歳まで3割の自己負担だったものが

70歳から2割の自己負担に

75歳から1割の自己負担になるわけです。

病気やケガのリスクは上がるのに自己負担が下がるということです。

となると
民間の医療保険を継続する意味はありません・・・
よって
解約

毎月2万も払ってたら
1年で24万
2年で48万も貯まっていきます。

入院してもそれを取り崩せばよいのでは?
入院しなかったら趣味などに使うのはいかがでしょう?

70歳の公的医療制度と民間の保険

先ほどもご説明しましたが、
69歳までは公的医療制度として
窓口での自己負担は3割ですが
70歳から2割の自己負担になり
75歳からは1割の自己負担になるのです

医療費が高額になった場合でも
高額療養費制度として
69歳までは収入によって5つの区分があり
一般的な収入がある場合では1か月の自己負担は約9万円程度です。

70歳からも5つの区分ですが
一般的には1人だと18,000円
世帯だと57,600円
が上限になってきます。

75歳からは1年間で
外来は144,000円以上の自己負担はしなくてよくなっています。

入院はひと月の上限が57,600円です

(*現役並みの所得がある場合は別です)

この制度があることを踏まえていただいたうえで
民間の保険に加入して入院した時に1万円や5千円がもらえたり

最近の商品ですと1回入院で10万や20万がもらえる商品を

維持するために毎月1万も2万も支払い続ける

必要ですかねぇ?

70歳まで続けてきた保険を更新ではなく解約による前向きなプラン

これだけ充実した公的医療制度があるのを知ってもらったら
もうあとは
民間の保険は解約して
その保険と同じ金額を貯金していきましょう。

病気やケガで入院しないと支払ってくれないところにかけるのと
お金が貯まったら好きな自分のタイミングで趣味などにお金を貯金するのと

どちらがよいでしょう?

私は健康を維持して貯金する方が
趣味にお金が使えるので良いと思います・・・。

70歳からの死亡保険は資産形成と相続対策とセットで考える

人間いつかどこかで必ず死亡します。

その際に葬儀費用だったり整理資金というものは多少必要なのかもしれません。

それを準備するにあたっては昔から更新してきた保険でないといけないという
わけではないと思います。

そしてそれを保険で準備したいと思っていても
遺族が受け取るタイミングは何年後になるのかということも
考えないといけません。

1~2年先の数年後なら今の保険で受け取ったお金で問題ないかもしれまんせんが
10年後20年後30年後だと
物価の上昇によってお金の価値はどんどん目減りするものになるのです

人生100年時代に70歳の方が今のお金の価値で考えた保険に加入し
100歳で死亡した30年後の場合はそのお金では全く役にたたないお金の価値しか
ないかもしれません。

このように考えると
70歳以降のライフプランを考え
資産形成、相続対策とセットで考える必要があるのではないかと思います。

どのようなライフプランを考えるのかということと
貯金を枯渇させないようにどのように活用するのか
その中で残しておかないといけないお金はどれくらいなのか
と考えていくと
単純に今の保険を更新して続けているからオッケーというわけではないということです。

今解約しても損
継続していっても損な死亡保険

生きている間支払い続けていく死亡保険など
早く死なないと損するものは

まず解約して家計全体の最適化をはかっていきましょう。

そうはいっても自分では判断できない場合のみお問合せください

家計の全体最適はある程度ご自身でできる部分もありますが

やはりプロに依頼する方が早かったり

自分では気づけないアイデアを持っていたりもします。

何より自分の描くライフプランを実現することに集中してもらった方が
楽しいと思いますので
気になる場合はまずはお問合せくださいませ。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

お問合せはこちらよりお願いいたします


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