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保険について

状況が変わった?そんな時にこそ見直すべきポイントをパターンごとに解説!

大阪府豊中市のファイナンシャルプランナー

しめだです。

今回は家庭環境別で加入しておいた方がよい

保険プランを考えてみましたので

加入時の参考に活用していただければと思います。

保険が役に立てるケースとして

〇死亡
〇病気ケガで働けなくなる
〇老後の生活費

この3つに分けてそれぞれの環境別で考えていきます。

 

 

目次

独身者が考えるべきポイント・入るべき保険



独身の方は経済的に自分で自分だけを支えている
という前提でお話します。

(親や兄弟姉妹の生活も支えているという方は
また別の話になりますのでここでは割愛します。)


まず
〇死亡
ということですが

自分で自分の生活を支えているということから
自分が死亡することによって困る人はいないわけですから
自分の死亡保険は必要ないということになります。

もちろん人間いつかは死亡ということが
起こりますが、若い時に亡くなる確率は高くありませんし
もし死亡ということが起こっても
整理資金くらいあればよいということで
確率も優先順位も低いと考えられます。

よって加入するべき保険は
100万程度の保険か
貯金をしておけば問題ないと考えます。

次に
〇病気ケガで働けなくなる
ということについてです。

これも若い方だと非常に確率の低いものです。
が、そうなった場合は死亡ではないので
自分で自分の生活を支えている以上
なんとかしなくてはなりません。
起こる確率は低いですが
起こってしまった場合に困るという
場合は何かしら対策しておかなければ
なりません。

日本においては社会保障の制度で
生活保護という制度もありますので
極論は問題ないのですが、
生活保護にお世話にならずに自分で
なんとか対策をうっておくことも必要です。

親や兄弟姉妹に頼ることができる。
ある程度のまとまった貯蓄がある。
家賃収入など自分の労働ではなく収入を得られる
仕組が出来上がっている。
このような状態になるまでは

働けなくなった場合に保障してくれる保険

に加入しておく必要があるかもしれません。

つづいて
〇老後の生活費
です。

これに関しては独身がどうかというよりも
誰しも考えなくてはいけない問題です。
すぐに老後になるというわけではないので
考えること、対策をうっていくことを後回しにする
ということが問題です。

起こる確率はほぼ100%で
老後の生活費が足りないという状態も100%で
起こるわけです。

となると
独身者は老後の生活費というところを
最優先で考えて対策していかなければならない
というわけです。

入るべき保険は
年金の保険や
親を被保険者にした死亡保険で
老後の生活費を準備する仕組みを
作っていきましょう。

結婚したら考えるべきポイント・入るべき保険

結婚すると法律的に
相続の問題、考えるべきポイントが
増えていきます。

自分一人では解決できない問題もでてくるかも
しれませんので参考にしてみてください。


まず
〇死亡
があった場合

結婚されて
どちらかが亡くなられた場合
経済的にどちらかが支えていた
場合は今後の生活費を考えてあげなければなりません。
お互いが経済的に独立している場合は
結婚前に戻るだけなので問題ないというケースも
考えられます。

貯金に関しては、相続問題が実はうかびあがってきます。
例えば夫の貯金は全て妻のもの
というわけではなく、夫の貯金は妻と夫の両親
と話し合いによって分けなければなりません。
(夫の両親死亡の後は夫の兄弟姉妹と話し合い)
どんなに仲良くしていてもこの亡くなられた状況で
話をすることが嫌だという方は
保険会社に貯金するようにしてください。
保険会社ですと受取人を指定できますので
受取人は単独で請求すればお金を受け取れます。

つまり、配偶者の貯金は話し合うことなく
全て受け取ることができるというわけです。

経済的に生活を支えているという方は
老後の年金がもらえるまで
ある程度の貯金ができるまで
死亡した時からお給料のようにお金がもらえる
保険に加入した方がよいのか検討してみましょう。

お給料のようにもらえる保険に加入することよりも
その掛け金相当額を貯金しておいて
もし死亡ということになれば働くというこであれば
必要ないかもしれません。

続いて
〇病気ケガで働けなくなる
場合です

こちらも
配偶者が働いているかどうか
本人が会社員かどうかによって検討する前提が
変わってきます。

配偶者が働いている
本人は会社員である
という前提ですと急激に収入は減少しないと考えられます
ので保険に加入しておかなければならい必要性は
低くなります。

反対に
配偶者は働いていない
本人は自営業であるということになると
本人が仕事できない状況となるとたちまち
収入が途絶えることが考えられますので
貯金がある程度たまるまでは保険を活用した方が
よいかもしません。


最後に
〇老後の生活費
です。

こちらは独身の場合と共通していて
誰しも老後の生活費は必要になります。
ここに向けてはいかに早く準備していけるかが
カギになりますので
早く気づいて行動してください。

子どもができたら考えるべきポイント・入るべき保険

子どもができらたら一気に考えることが増えます!
子どもを経済的に独立するというところまで
育てていかなければなりませんし
途中放棄もできません。

ここでも早い段階での準備があとあと
楽になっていきますので
子どもができたら真っ先に考えていってほしい
ことをお伝えしていきたいと思います。

まずは何よりも子どもができたら学費がかかるという
ことです。
しかもそれは18歳のタイミングであるということです。
大学や専門学校へ進学するタイミングということです。
そうなると確実に18年かけて貯金していけるわけです。
同じ金額を貯金しようと考えた場合
216ヶ月あるので少しでも早い方が少ない金額で
目標金額に到達できます。

学資金を貯金する方法は別のブログで
案内しておりますのでそちらをご覧ください。


まず
〇死亡
です。

子どもが成人するまではなんとしても
死ぬことはできませんよね。
大人になるまでに一人で生きていく力を
つけてあげるというのが親の役目ではないでしょうか?

親であればだれしもそのように思い大切に育てているかとは
思いますが、不幸にも死亡ということが起こった場合
経済的に残された家族に苦労をさせたくない
ということであれば子どもが成人するまでの年齢に
あわせてお給料と同額が毎月入ってくるような
保険に加入されることをおススメします。

ただし、お給料と同額というのは加入しすぎです!
毎月30万だから保険も毎月30万もらえるような
保険だと多すぎるということです。

なぜか?
それは遺族年金というお金が入ってくるからです。
それに加えてもし住宅ローンを組まれていれば
ローンは死亡によって債務免除ということで
支払いしなくてよくなりますし
亡くなられた方の生活費やお小遣いなど
本人の消費はなくなるのです。

その分を差し引いて保険の金額をきめてください。

でもまださらに待ってください。
その家に住み続けますか?
実家に戻れませんか?
実家に戻ってその家を売却したり
その家を誰かに貸して家賃収入を得ることができたり
そのような方法は本当にないのか検討してください。


賃貸の場合もその家に住み続けることができるのか
住みかえるのか

社宅であれば住み続けるというのは難しいかもしれません。

その方の状況にあった検討が必要で
それに合わせて保険を活用するのかどうかということになります。

次に
〇病気ケガで働けなくなる
という場合について

これは子どもの年齢によると思いますが
子どもが小さいうちは配偶者が長時間働くことが
難しかったり
大きくなってくると学費がかかるから
働いているという状況を想定して
保険を検討した方がよいでしょう。


次に
〇老後の生活費
です。

ここでは自分たちの老後の生活費で貯めている
というお金が学費に先に回ってしまって子どもが
大学や専門学校を卒業するころには貯めてきた
お金が無くなってしまうということが
たくさんのご家庭で見受けられます。

みんなそのような状況になるなら仕方ない
というわけではなく
この状況に陥っている原因は貯蓄スタートの
遅さが原因です。
要するに出遅れているというわけです。
子どもが産まれてすぐに貯金をスタートさせて
いると18歳になるまでに216ヶ月もあったのに
小学校にはいってからぼちぼち考えよう
という判断をしてしまっていると
7歳から18歳で11年間の132ヶ月しかなくなるという
ことです。

単純に1万円ずつためたとしても
216万か132万かの違いですし
7年間もロスしているのです。

この差が自分たちの老後のお金にも
大きく影響してくるというわけです。

子どもがうまれたら学資金を貯めることを
いち早くスタートさせましょう!

家を購入したら考えるべきポイント・入るべき保険

家の購入の場面では

まず、
住宅ローンを組む際や
不動産会社から火災保険の案内を
されるかと思いますが
ここは大事な部分ですのでよくわかっている
保険のプロに提案をしてもらった方がよいでしょう。

火災以外にも自然災害などによって建物・家財に
損害を受けた場合は支払い対象となりますので
その部分の説明を詳しくしてくれるところで
契約をする方が事故が起こった際にお金を受け取れる
可能性が高くなります。
(その説明ができないということは火災保険の内容を詳しく
知らないか、保険金をできるだけ支払いにならないように
考えているかのいずれかになるからです。
本来、事故が起こった際にお金を受け取るために加入するもので
あるということをお忘れなく。)


次に、
住宅を現金一括支払いで購入できるお金持ちは
別ですが、ほとんどの方は住宅ローンを利用して
購入されると思います。

住宅ローンを組むとセットで
団体信用生命保険というものも加入することになります。

もし死亡ということが起こった際に
住宅ローンの債務が免除されるという保険です。

住宅ローンという借金を
なしにしてくれるというものです。

となると
賃貸の住まいから
住宅ローンを組んで家を買うと
保険にも同時に加入するということに
なりますので
現在加入していた生命保険は
賃貸の住まいを前提にプランを決定されたと思いますので
見直す必要が出てきます。

具体的には死亡があった場合に
住宅は残るということになりますので
住居費としての生命保険は削ることができるわけです。

最近の住宅ローンには
死亡以外にも
ガン、脳疾患、心疾患の3大疾病

8大疾病によって
の保障が付帯できるものも登場しており
金利上乗せによって付帯できますが
その状態に当てはまることがそもそも稀な状態であれば
ただ、保険料を金利上乗せとして支払うことになるので
よく検討した方がよいでしょう。


〇病気ケガで働けなくなる
ことによって住宅ローンが支払いできなくなる
ということが起こるとせっかくのマイホームを
手放すことにもなりかねませんので、
毎月の収入の状態
住宅ローンの金額
貯金の金額
これらのバランスがあまりよくないうちは
保険に加入しておくことも必要です。

バランスが良くない状態というのは
収入に対して住宅ローンの割合が高い場合で
貯蓄額も多くない状態ですと
収入が途絶えるとたちまち困窮するということが
起こるからです。

住宅ローンの金額に無理がないか?
住宅ローンが通る基準と
住宅ローンがある中で無理なく生活できる基準は
それぞれのご家庭によって異なるものです。

一般的には400万円以上の年収で35%までの返済金額なら
住宅ローンは通りますが、
返済金額は20%以下である方が望ましいでしょう。
ただそれも、貯金がたくさんあるとか
夫婦二人で働いているとか
状況が異なると一概に言えませんので
ご相談くださいませ。

〇老後の生活費
老後の生活に関してはこれまでと同じで
早く積立していくことをおススメさせていただきます。

住宅ローンが終わると住居費に占める割合は
減るかとは思いますが、
メンテナンス費用も考えておかなければなりません。

子どもが経済的に独立したら考えるべきポイント・入るべき保険

子どもが経済的に独立すると
また夫婦二人の生活という前提で考えていきます。

〇死亡
〇病気やケガで働けなくなる
〇老後の生活費

子どもが経済的に独立した後は
この3つの項目すべてにおいて
貯金がどの程度できているのかによって
前提が変わってきます。

どの場合も
貯金がある程度あれば必要最小限の金額で考えて
準備すればよいでしょうし、
もし学費で自分たちの老後のお金を使い切ってしまった
なんてことになっているのであれば
保険も必要な場面が出てくると思います。

そしてなにより
老後の生活費がたまっていない
先に学費で使ってしまった
ということであれば必死に貯めていかなければ
時間があとわずかしかないのかもしれません。

このように考えると
もし貯金がそこまで貯まっていないのであれば
働けなくなったら支払いになる保険に加入しながら
目標貯蓄額に合わせた養老保険に加入するのが
ベストかもしれませんね。

養老保険ですと途中で死亡の場合も目標金額は受け取れる
ことになりますし、満期までくると目標金額を達成できますので。

親から生前贈与をしてもらっている方が考えるべきポイント・入るべき保険

毎年110万円ずつ
親(祖父母)から生前贈与をしてもらっている子(孫)は
考えるべきことやるべきことが2つあります。

1つ目は
相続税の税金の軽減のために行われていることなので
もらったからと言って税金の支払いのタイミングまでは
子は手をつけてはいけないということ。

2つ目は
手をつけてはいけないということで
銀行に預けっぱなしとなっているかと思いますが
それは非常にもったいないことをしているということ。

その2つの問題を親(祖父母)の立場から
子(孫)立場から
両方から解決する有効な手段があります。

それは ズバリ!
生命保険に加入する!
です。

親(祖父母)から子(孫)に贈与していくことで
財産が減っていきますから相続税は減っていくことになります。
そして
相続税を支払うタイミングというのは親(祖父母)が死亡の
タイミングです。

このタイミングでお金が膨らむ金融商品は
生命保険
しかありません。

こんなタイミングのよい商品があるのに活用しないなんて
もったいなさすぎます!


順序立てて説明すると
1.親(祖父母)が子(孫)に贈与
2.子(孫)が契約者
  親(祖父母)が被保険者
  子(孫)が受取人
  となる契約にして生命保険に加入する
3.翌年も贈与されたお金で保険料を支払う
4.死亡が起こったら受取人である子(孫)が保険金を受け取る
5.相続税も軽減され
  贈与したお金も膨らみ
  余裕をもって相続税の支払いが可能

このようなことが簡単にできます。
契約にすることで親(祖父母)から贈与した
お金を子(孫)が使うことを防ぐことができますし、
銀行にお金を眠らせておくだけということも
避けることができます。

また、
贈与する金額も
110万までにされているかたは
非常にもったいないことをしてますので
是非一度ご相談くださいませ。

独立開業したら考えるべきポイント・入るべき保険

どこかの会社に勤めていた場合とは異なり
独立開業となると
守りの部分も非常に重要になってきます。

世の中に対してサービスを提供していく
ということになるわけですが、
当然責任も発生してきます。

これまでは勤めていたので会社が責任を
引受てくれていたわけです。

自分が提供したサービスによって
損害が発生した場合は
賠償責任ということが発生しますので
それについての保険に加入しておく必要が出てきます。

事業の規模や内容によっても様々ですが
最低限カバーできるものに加入しておかないと
せっかく独立開業したのに賠償責任の問題でつぶれる
なんてことがないように事業をスタートさせるまでに
加入しておきましょう。

ここまでが
自分から他人に対しての話です。

次に
勤めていたら会社がやってくれていた
自分が病気やケガで働けない
などの問題も
独立開業すると自分自身で考える必要が
出てきます。

スタートして間もなくてお金がたくさんあるなんて
ことはあまりないでしょうから
ここは保険を活用した方がよさそうです。

会社や個人として貯蓄があったり、
自分以外にもチームメンバーがいる
ということであれば保険を活用することはないのかも
しれません。

どの場合も
保険に代わるものがあるかどうか
というのを一度考えてみることが大切ですね。

一緒に考えて欲しいという方はこちら


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